北の大地でプチ登山 モエレ沼公園301016
■北海道は広かった
仕事のついでに、せっかく北海道来たのでかねてより行ってみたかったモエレ沼公園に行ってみることにした!
住所は市内だけどすごい遠かった・・・
地下鉄とバスを乗り継いでいくと、遠くにお椀を伏せたような山。あれがモエレ山か!
橋を渡って公園内に入ると広大な敷地。
点々とモニュメントや山や木立が配置されている。
遠くに見えているのがガラスのピラミッド。
4階建てで、中にはイサム・ノグチのAKARIや彫刻の展示が。
(AKARIって、和風居酒屋によくある照明みたいだなーと思ってしまった)
ショップもあった。銀色のピラミッドのバッジを購入。
この日はちょっと曇っていて、写真で見るとアイルランドの草原みたいだな…
■ピラミッド、モエレ山、その他
晴れ間。
イサム・ノグチの作品を間近で見るのははじめて。
中から仰ぎ見るとこんな感じ。
古代の水路跡のような溝が、ゆるりと弧を描きながら山の方から走っている。
公園入口でレンタサイクルを借りられる。200円。
ミニベロであまりスピードは出ないけど、スカートでも漕ぎやすい。
この日はあまり時間がなく、彫刻エリアまで回れなかったけど、園内をぐるっと一周することはできた。今度はちゃんと旅行で来よう…
テトラマウンド。
プレイマウンテンを横目に見ながら(登る時間がなかった、、)下り坂を自転車で降りる。
周りは見渡す限りの芝生で、ビル影もない。
空は青く、風がさわやかで、なんだかとても楽しい気分になった。
広くてまっすぐな道を自転車で走るのはなんとも爽快!
公園なので閉園時間があるけど、もし許されるなら、ここでテントを張って一夜を明かしてみたい。ゆっくりあたたかいお茶を沸かしながら、星空の下で静かにひとり考えたい。
モエレ山には登ることができた。
すでにバスの時間が迫っており、でもここで諦めたら後悔するよな~と思って走って上ったら息が切れる切れる…
モエレ山は人工的に盛られた土の上にふんわりと芝生をまとわせた、一種のランドアート。
登って、てっぺんまで行ったらまた来た道を下りる。一見意味のない行為。虫が光を好んで集まったり、高いところを目指して延々と這っていくのに似ている。けれどわたしたちは登るときも降りる時も何かを考えている。ただ登って降りるだけなのに、その途上でわずかながら心の中では何かが変容している、気がする。
虫も何か考えているんだろうか。
山頂からの眺め。
山頂は平たく切り落とした形になっていて、舗装されている。
時間があればここでシートを広げてお弁当を食べたかった。